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【秋田を旅する ~秋田県湯沢市~】愛犬とともに。人と犬家族みんなで楽しめる冬の風物詩 ~犬っこまつり~

【秋田を旅する ~秋田県湯沢市~】愛犬とともに。人と犬家族みんなで楽しめる冬の風物詩 ~犬っこまつり~

――しんしんと降り積もる雪の中、雪で作られた造形物に明かりが灯り、幻想的な世界が広がる――

秋田犬ゆかりの地「秋田県」。
秋田県の湯沢市に古くから大切にされている「人」と「犬」と繋ぐ伝統のお祭りがあります。
それが犬っこまつりです。

1.お祭りの由来と歴史


約400年もの長い間続く「犬っこまつり」は、湯沢地方の冬を代表する民俗行事です。
近年では、愛犬の健康と長寿を祈る「愛犬祈願祭」も行われ、全国から多くの愛犬家とワンちゃんが集まるユニークなお祭りとしても注目を集めています。

お祭りの歴史は、江戸時代初期にまで遡ります。当時、湯沢の町を襲っていた大盗賊「白討」の一味を、殿様が鮮やかに退治しました。再びこのような悪党が現れないようにと、米の粉で小さな犬の人形(しんこ細工)を作り、家の入口や窓にお供えして魔除けとしたのが始まりです。以来、雪でお堂を作り、愛らしい犬の像を並べて祈る心温まる伝統として大切に守り続けられています。

2.お祭りの見どころ

雪の彫刻「犬っこ」と「お堂っこ」
お祭りの期間中、湯沢市内の広場や商店街には、職人たちの手によって作られた雪の芸術が登場します。

  • 愛らしい雪の犬像: どっしりと鎮座する巨大な「犬っこ」は、雪ならではの質感で、秋田犬特有のもふもふとした愛らしさが表現されています。
  • 雪のお堂(お堂っこ) 雪の塊を丁寧に削って作られた「お堂っこ」は、夜になると中に入れたろうそくに火が灯ります。暗闇の中に浮かび上がる「犬っこ」と「お堂っこ」の姿は、訪れる人を幻想的な世界へと誘います。

愛犬の健康を願う「犬っこ神社」と愛犬祈願祭
近年、全国から多くの愛犬家が訪れる理由の一つが、会場内に特設される雪の「犬っこ神社」です。
ここでは、愛犬と一緒に参拝ができるだけでなく、ワンちゃんの健康と幸せを祈る「愛犬祈願祭」が執り行われます。真っ白な雪の神社の前で、愛犬とともに祈りを捧げる光景は、犬っこまつりならではの心温まる風景です。

幸せを運ぶ伝統工芸「しんこ細工」
お祭りのルーツを象徴する「しんこ細工の犬っこ」も、欠かせない楽しみの一つです。
米粉を練って作られるこの小さな人形は、かつては魔除けとして供えられていたもの。
現在は、食紅で色鮮やかに彩られた愛くるしいお土産として親しまれています。
ひとつひとつが手作業で作られるため、表情や立ち姿も少しずつ異なります。

雪夜を彩る光と伝統の融合
夜の会場では、ろうそくの柔らかな光に加え、冬の夜空を彩る花火が打ち上げられることもあります。
冷たく澄んだ空気の中、真っ白な雪像たちが光に照らされる様子は、まさに冬の秋田でしか味わえない贅沢なひととき。地域全体がワンちゃんへの敬愛と優しさに包まれる2日間となります。

3.湯沢市のご紹介

お祭りの舞台となる秋田県湯沢市は、豊かな自然と歴史に育まれた魅力あふれる街です。 市内には、絶景の「小安峡(おやすきょう)温泉」や「秋の宮温泉郷」、「泥湯(どろゆ)温泉」といった情緒あふれる名湯が点在し、訪れる人々の心と体を癒やしてくれます。

また、全国的に有名な「稲庭うどん」や香り高い「地酒」、約800年の歴史を誇る「川連(かわつら)漆器」などの伝統産業も息づいており、食と工芸の両面で贅沢なひとときを堪能できるのが湯沢市の大きな魅力です。

愛犬とともに、人と犬家族みんなで楽しめる「犬っこまつり」
この機会に家族みんなで足を運んでみてはいかがでしょうか。


犬っこまつり2026

【開催期間】
2026年2月14日(土)・15日(日)
【会場】
秋田県湯沢市(湯沢市総合体育館周辺、商店街など)
【アクセス(シャトルバス)】
会場周辺に駐車場はありません。無料シャトルバス「犬っこ号」をご利用ください(約30分間隔で運行)。

※交通状況により遅延・欠便の場合あり

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